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ばんのひとりごと。


by wakeittemoaoiyama

思い入れラーメン

またまた回ってきたバトン。
次はラーメンだとか。

●過去にお腹に入ったラーメンの容量

936リットル。

●今食べているラーメン

今日は『八重山そば』を。

●最後に買ったラーメン

最後に買ったって何だ。
日清のカップヌードルのことか。

●よく食べる、または特別な思い入れのある5杯

・鶴川「てもみラーメン」の「味噌ラーメン」
中学生の頃から 少ない小遣いで食べていた
味噌汁のような 味噌ラーメンは
つゆを飲み干すと 丼の底に大豆の粕が残る
それはそれは濃ゆ~い一品。
味自体はやや塩辛いが
思春期の味がするので “甘酸っぱい”と表現するのが◎。
麺はコシのあるちぢれ麺。
粗い味噌との相性は抜群だ。
店主の顔が異常に黒い。
今考えると丘サーファーだったのかもしれない。
世田谷街道拡張計画のため閉店。
残念ながら 今はもういただくことができない。

・鶴川「大王」の「チャーハンラーメンとビール」
鶴川っコは「てもみラーメン」を卒業する頃になると
「大王」の味を覚える。
間違っちゃいけないのは ラーメン自体はそんなに美味しくないこと。
醤油ベースのスタンダードラーメンは
昔懐かしい化学調味料の味がする。
美味しいのは 野菜炒めなどの定食ものだが
「ラーメン屋なのだから ラーメンだろ。」という頑なな思い込みが
少年の口を「ラーメン。」と動かす。
ついでに「ラーメンとビール。」とつけ足させる。
そしてツウは「チャーハンラーメンとビール。」となる。
チャーハンが安く旨いのだ。
店主は頑固一徹で 調理法は荒っぽい。
家ではゴールデンレトリーバーを飼い 日経新聞をとっている。
俺のたまねぎの切り方は 彼の真似だということは
案外誰も知らない。
世田谷街道拡張計画のため閉店。
残念ながら 今はもういただくことができない。

・下北沢「麺屋」の「醤油ラーメン」
店の雰囲気がいい。
下北沢西口から歩いて5分。
隠れ家的な店構えと黒塗りの落ち着いた内装が
多くの女性客を呼ぶ。
お洒落なチョビ髭のマスターが
ジャズを聴きながら 湯切りをする姿は
同じ男子として なんだかズルイ。
さりげなく添えられたチンゲンサイがアピールする
“ヘルシー感”もいやらしい。
店主は元々アパレルをやりたかったようで
程なくして改装。
ブランド品のアウトレットショップに変身してしまった。
今でも 俺個人的に ナンバーワンラーメンなのだが
残念ながら 今はもういただくことができない。
マスターには会える。
服を売ってるから。

・下北沢「一龍」の「中華そば」
THE・下北ラーメンと呼びたいのはこの一品。
ただ 店主のこだわりでラーメンではないのだとか。
そこはあくまでも 昔ながらの中華そば。
薄すぎないさっぱりスープに絡むちぢれ麺と
ほんのり香る 紅しょうが。
嫌味のない朴訥なチャーシューがよいアクセントとなる。
麺があがるわずかの時間は
カウンターの向こうに響くおばさんトークに耳を傾けるか
テレビを観ているといい。
麺の湯切りをするのは いつお邪魔してもニコニコ目を細めている
もともと目の細いマスター。
和み系中華そばは 今尚いただける(!)。

・町田「町田家」の「大盛ラーメン」
俺にとんこつ醤油横浜家系ラーメンの味を教えた一軒。
元祖“家系”高砂家からのれん分けされた由緒ある血統を持ち
味も地元民から絶大な支持を得ている。
家系特有の膨大な豚の背脂は 胃腸の弱ったオトナにはややキツイが
学生は非常に満足感を覚える。
思い入れという点ではナンバーワンかもしれない。
町田家はその後チェーン展開し
俺が知っている限りでも 相模大野 新百合ヶ丘 新宿… と数を増やすが
そこはやはり町田本店に一票。

番外
・多摩美術大学学食「イイオ」の「つゆなしラーメン2倍」
これで育った 俺。

●バトンを渡す5人

今回は渡さない。
やりたい方にやって欲しい。
by wakeittemoaoiyama | 2005-07-19 20:20 | 日記